ポルシェは26日、ラグジュアリーSUV「新型カイエン」にのプラグイン・ハイブリッドモデル「S E-ハイブリッド」を追加、発表した。EVとしての航続距離は市街地で79～90㎞。今年11月から納車予定だ。

「新型カイエンS E-ハイブリッド」は、今年初めに全面改良した新型カイエンのなかでも、シリーズ3番目の電動エンジンモデル。SUVとSUVクーペのボディバリエーションが用意されたS E-ハイブリッドは、日常での使いやすさとパフォーマンスのバランスに重点を置いた。エネルギーマネージメントで、電気航続距離の向上と充電時間の短縮を図った。バッテリー容量は25.9 kWh。パワートレーン260kW/353PSの改良型3リッターV6ターボエンジンを搭載し、 電力航続距離複合値（WLTP）は71 – 78 km、市街地では79 – 90 kmという。システム出力は合わせて382kW（519PS）で、最大トルクは750Nm。0-100加速は4.7秒、最高速度は263 km/hとしている。
インテリアでは、車載ビデオ機能を備えた新しい助手席スクリーン（オプション）を設けたほか、粒子や有害物質をフィルターで除去するように設計された新しいエアクオリティシステムを採用した。