• 2024-05-18

奇瑞汽車、来春にもドイツに販売参入へ

現地報道によると、奇瑞汽車が来年春にもドイツでコンパクトSUVの販売に乗り出す。当初はICEを、その後航続距離450㎞のBEVを発売する。ドイツ国内での車両生産も検討しているという。

29日までに、現地メディアのWirtschaftswocheが伝えた。奇瑞はスペインやメキシコ、トルコなどに続きドイツでも参入する。「Omoda」と「Jaecoo」、「Exlantix」の3ブランドの販売を予定している。当初、オモダ5を発売、当初はICEで、その後BEV車を販売する。BEVの「Exlantix」でSUVの「E0Y」とセダンの「E03」の2車種を発表したばかりで、両車とも全長約4.90メートルで64kWhと82kWhの2つのバッテリー仕様を用意している。さらに、CATL製のバッテリーを搭載した航続距離700km以上の高性能車も発売されるとの観測があるという。さらに、ドイツでの市場投入が成功すれば「将来的にドイツで車を生産する可能性がある」と指摘し、すでに生産設備について地元企業との交渉を始めているという。