• 2024-05-18

ボルボ、電動化に合わせモデル名見直し

ボルボ・カーズは20日、電気自動車(BEV)の「XC40リチャージ」と「C40」をそれぞれ「EX40」と「EC40」にモデル名を変更する、と発表した。パワートレーンに合わせたモデル名の一体感を示す狙い。同社は2030年までに完全な電気自動車メーカーとなることをめざしており、パワートレーンに応じた商品ポートフォリオを分かりやすくすることでブランド強化を図りたい考えだ。

「XC40リチャージ」は「EX40」に

BEVモデルの「XC40リチャージ」と「C40」それぞれ「EX40」と「EC40」に改名する。これにより、年内にも発売する新たなBEVモデルの「EX30」や「EX90」、「EM90」とモデル名で統合する。一方、「XC40」は内燃エンジン(ICE)を搭載したモデルとしてそのまま使用する。

同社では、「ボルボの先駆的な初の電気自動車モデルを他の電気自動車ポートフォリオと整合させることで、ボルボのラインアップの電動化とハイブリッド車のリフレッシュを進めていく中で、消費者の皆様の選択肢を簡素化することができる」(ビョルン・アンウォール副CEO)は説明している。

パフォーマンスパックも追加導入へ

また、同社は「EX40」と「EC40ツインモーター・バリアント」向けに、新たなパフォーマンス・ソフトウェア・パックを導入することも明らかにした。パフォーマンス・ソフトウェア・パックは、出力を25kW向上させ加速性能を高めるもので、アクセル・レスポンスをよくする独自のペダル・マッピングや、325kWをフルに引き出す独自の「パフォーマンス」ドライブ・モードを含んでいるという。(2024年2月21日)*X(旧ツイッター)では速報しています