• 2024-05-18

ルノー・アルピーヌ、IT部門長にデニス・モレ氏

Denis MOLLE氏

ルノー・アルピーヌは26日、アルピーヌ・プラットフォーム・グローバル・リーダーにジャンルカ・ピヴェッティ氏が、アルピーヌ・カーズのIT部門長にルノー・グループのITエンジニアリング部門長であるデニス・モレ氏(写真)が就任する、と発表した。いずれも4月1日付。

アルピーヌのフィリップ・クリーフCEOは、「アルピーヌの各チームに新たな人材を迎え入れ、特にエンジニアリングとITに関する専門知識と体制を強化できる」と話し、将来のアルピーヌ・ハイパフォーマンス・プラットフォームの開発強化に取り組む狙いを説明した。

ジャンルカ・ピヴェッティ氏(60)は1990年にボローニャ大学で機械工学の学位を取得。マセラティに入社し、ディーゼルエンジンとガソリンエンジンそして最近では水素エンジンの開発・設計に30年以上の経験を持つ。1999年にフェラーリに移り、2007年にはフェラーリのエンジン設計責任者に就任。2013年に再びマセラティに戻り、電動化を担当し高性能パワートレイン・システムの責任者となった。2022年、ステランティス・モータースポーツのエンジン部門責任者を務めた。

ドゥニ・モレ氏(57)は1990年にテレコム・シュドパリとミネ・テレコム研究所を経て、フランス営業部門のITマネージャーとしてルノーグループに入社。2013年にはITプランニング・リソース担当ディレクターに就任し、サービスプロバイダーの調達、品質、産業パートナーシップのIT管理を担当。2015年、ルノー・グループのITエンジニアリング部門長に就任。(2024年3月26日)