• 2024-05-18

現代自と起亜自、サムスン電子とV2Hで連携協定

現代自動車と起亜自動車は3日、サムスン電子とモビリティと居住空間のコネクティングで協業する、と発表した。現代自と起亜自がサムスンのIoTプラットフォーム「SmartThings」と自動車を連携したサービスを提供する。韓国国内からサービスを開始し、将来は海外市場でも展開する。

3社の協定で、現代自と起亜自のユーザーは車載インフォテインメント・システムを通じて、タッチ操作や音声コマンドでデジタル家電を遠隔操作できるようになる。一方、家からはAIスピーカー、テレビ、スマートフォンアプリを通じて車両の様々な機能を遠隔操作できるようになる。3社によると、例えば暑い夏の夕方の通勤時、ユーザーは「ホームモード」を起動し、登録されたエアコンと空気清浄機をオンにし、ロボット掃除機を起動し、快適で快適な居住空間のために照明を点灯させたり、外出前に「留守モード」を起動させ、不要な照明を消しロボット掃除機を起動させることで、清潔な居住空間を作り出しながら車内の空調を快適な温度に事前設定できるという。

なかでも、電気自動車ユーザーには「SmartThings」の統合ホームエネルギー管理サービスを利用して、自宅と車両のエネルギー使用状況を確認するとともに最適な充電時間を調整することができる、としている。現代自と起亜自は今回の連携で、こうした車と家をIoTでつなぐサービスを韓国内だけでなく海外市場でも展開したい考えだ。

現代・起亜インフォテインメント開発センターのクォン・ヘヨン副社長は、「コネクテッドカーのCar-to-HomeおよびHome-to-Carサービスを様々な分野でより便利にする好機」と話し、サムスン電子のエグゼクティブ・バイス・プレジデントであるチャンウー・パク氏は、「今回の協業で将来のライフスタイルに最適化された統合ホームエネルギー管理サービスが可能になり、家庭と自動車の両方で顧客体験を大幅に向上させることができる」と述べた。