• 2024-05-18

GM/ビュイック、フラッグシップSUV「2025年型エンクレイブ」発表

ゼネラル・モーターズは9日、「2025年型ビュイック・エンクレイブ」を発表した。ビュイックで初めてハンズフリー運転支援技術「スーパークルーズ」を全車に搭載したほか、クラス最大の30インチ対角プレミアムウルトラワイドディスプレイを標準装備した。

「エンクレイブ」はビュイックのフラッグシップSUVで、グリルまわりや前後のフェイスをグレードアップしたほか、カスタマイズ可能なマルチカラーアンビエント照明システムやオートセンスパワーリフトゲート、「QuietTuning(クワイエット・チューニング)」と呼ぶロードノイズの室内への侵入を防ぐ静音技術を採用した。

エンジンは最高出力328ps、最大トルク326lb-ftを発生する2.5Lターボエンジンで、これに8速オートマチックトランスミッションをマッチする。最大積載量5,000ポンドまでのトレーラー積載を可能としている。

2025年型エンクレイブは、業界初というハンズフリー先進運転支援システム(ADAS)の「スーパークルーズ」を全車装備する初のビュイックとなる。GMは現在、スーパークルーズの運用域を2025年までに道路網で約75万マイルに拡大する予定で、カナダを含む北米で最大の真のハンズフリーシステムとなっている。今夏後半にもミシガン州のランシング・デルタ・タウンシップ・アッセンブリーで生産し始め、受注も始める。(2024年4月9日)