現代自動車は27日、今月23日から26日まで整備技能を競う「2023年ヒュンダイ・ワールド・スキル・オリンピック（WSO）」を開催し、インドネシアのヘイダル・アリ選手が2023年のWSOグランド・チャンピオンに輝いた、と発表した。

同大会は、整備技能を競う世界大会で4年ぶりに開催された。韓国のヒュンダイ・チョナン・グローバル・ラーニング・センターとノボテル・ソウル・ヨンサン・ホテルを会場に、4日間にわたって内燃機関車と電気自動車、商用車の3つのグループに分かれ、筆記と実技試験を行ったほか、今年は仮想現実（VR）を用い行った。世界から、国や地域での大会を勝ち抜いた代表選手、56カ国・75人の技術者と63人の監督を含む138人が参加した。

インドネシアのヘイダル・アリ選手がグランド・チャンピオンに輝いたほか、各カテゴリーごとに金、銀、銅メダルを授与した。アリ選手「この大会のために3カ月以上練習してきた。与えられた課題は難しかったが、それをクリアできたことを光栄に思う」と喜びの声をあげた。参加者はソウル観光のほか現代自の高陽スタジオや牙山工場、現代製鉄光陽製鉄所などを訪れた。