BMWグループは13日、2024年8月1日付でBMWの経営戦略部門責任者のシュテファン・リッチマン氏がMINIブランドのトップに就く、と発表した。現トップのシュテファニー・ヴルストは退く。
経営戦略畑を主に歩む
リッチマン氏は1997年にBMWグループに入社。社内で管理職を歴任し2000年に経営戦略企画部門に異動。2004年には販売管理部門の責任者に任命され、2008年からはCFOとしてBMWスペインの財務を担当した。2010年末にミュンヘンに戻り、BMWグループ本社の財務・管理部門およびプロダクト・マネジメント部門で管理職を歴任し、2017年からは米国のCFOを務めた。2022年4月からは経営戦略部門の責任者に就いていた。
現職のシュテファニー・ヴルスト氏は、MINIの電動化を推し進めてきた。なかでも、中国などでの販売網を顧客重視の販売モデルへ発展させたと評価されている。(2024年5月14日)