• 2024-05-18

MANのヴラスカンプCEO、2029年11月まで続投

アレクサンダー・ヴラスカンプCEO

商用車メーカーのマンは4日、アレクサンダー・ヴラスカンプCEOの任期が2029年11月まで5年延長した、とVWとともに発表した。マン親会社トレイトンのクリスチャン・レヴィンCEOは、ヴラスカンプCEOのマン再建と電動化への取り組み手腕を評価しているコメントを寄せ、その続投への期待感を示した。

アレクサンダー・ヴラスカンプCEOは2021年11月末からマンCEOを務めており、同社監査役会は今年11月末の同氏の任期を予定よりも早くその続投を決めた。マントラック&バスの監査役会会長でもあるトレイトングループのクリスチャン・レヴィンCEOは、「アレクサンダー・ヴラスカンプと彼のチームはマンを立て直し、ブランドを成功の軌道に乗せるために素晴らしい仕事をした。マンは再生可能燃料と電動化への移行に関しても、トレイトングループの重要な推進力となっている。ともに、輸送を変革するために働き続けることを楽しみにしている」と述べた。

ヴラスカンプCEOは、2002年からドイツとオーストリアのスカニアでアフターセールス・ディレクターを、2012年からはマネージング・ディレクターを務めた。この間、スカニア・ポルスカのマネージング・ディレクターも務め2017年にはスウェーデンのスカニア本社でグローバルトラック事業の責任者を務めた。その後、スカニアでセールス・マーケティング担当の執行役員を務めた。(2024年3月4日)