• 2024-05-18

ルノーグループと吉利汽車、パワートレイン技術のリーディングカンパニー設立に向けた合弁契約を締結

ルノーグループと吉利自動車は7月11日、昨年11月に発表した枠組み合意に続き、パワートレイン技術の新会社設立の合弁契約に調印したと発表した。今年年3月にはアラムコも新会社への出資を検討していることを明らかにしている。検討している。

新たな合弁会社は英国に本社を設ける。ルノーグループと吉利汽車が対等な役員メンバーで戦略を策定・実行し、会社の方向性を定める。当面、2つのオペレーションセンターを設置する。 ルノー・グループはマドリッドで、吉利汽車は杭州を拠点とする。

ルノー・グループと吉利汽車は、知的財産をオペレーションセンターに移譲し、あらゆる市場の期待に応えることができる将来のパワートレイン技術の開発を完全に自律的に行うことができるようにする。新合弁会社の補完的な製品ポートフォリオと地域的なフットプリントは、世界のICEおよびハイブリッド市場の80%にソリューションを提供する可能性がある。新会社は発足時、ルノー・グループ、吉利汽車、ボルボ・カーズ、プロトン、日産自動車、三菱自動車工業、パンチ・トリノを含む複数の産業顧客に供給する予定である。将来的には、この合弁会社は、パワートレイン技術におけるエンド・ツー・エンドのソリューションをサードパーティの自動車ブランドに提供することができるようになり、バリューチェーンをさらに強化するためのパートナーを迎える予定である。

適用される法規制を条件として、吉利汽車とルノーは、乗用車用のICE、ハイブリッド、プラグインハイブリッドのパワートレイン(エンジンとトランスミッション)の合弁会社からの長期調達契約を締結する。また、ルノーは、小型商用車用パワートレインおよびハイブリッドバッテリーの開発を合弁会社から調達する。