• 2024-05-18

ルノーCEO、アンペール分割日を11月1日と発言

現地報道によると、ルノーのルカ・デ・メオCEOは8月30日、EVの新会社「アンペール」の分割時期を11月1日に実施すると発言した。また、上場も来年春に行うと明かした。

フランスのBFMテレビにデ・メオCEOが語った。アンペールはルノーグループから切り離されるが、所有形態に変更はなく、アンペールは100%ルノーの手中に残る。IPOはその数ヶ月後の2024年春から取引される予定だ、と述べた。

ルノーのEV新会社「アンペール」にはアライアンスパートナーの日産自動車も最大6億ユーロを出資し参画するとしている。ルノーのデ・メオCEOがアンペールの責任者となる予定で、6月には最高執行責任者としてスペイン人のジョゼップ・マリア・レカセンス、最高財務責任者にはフランス人のヴァンサン・ピケが就任すると発表している。

アンペールには約1万人の従業員で移る。その3分の1がエンジニアという。eモビリティとソフトウェア開発、そしてルノーの産業リソースへの同時アクセスにより、アンペールの主な目標は次世代電気自動車のコストを削減したい考えだ。2030年までに年平均30%の収益成長率を目標とし、2025年までに黒字化をめざしている。