ポルシェは８月２９日、SUV「カイエン」のモンスターモデル「ターボＥハイブリッド」を発表した。

「新型カイエンターボE-ハイブリッド」モデルの最大出力は544kW（739PS）で、CO₂ 排出量複合値（WLTP）は45 – 39 g/km。電力消費量複合値（WLTP）31.8 – 29.9 kWh/100 kmを示し、電動での航続距離（WLTP）は70 – 73 km、市街地では76 – 82 kmを誇る。

新型カイエンは2023年初めに発表た第３世代。ターボＥハイブリッドはこのトップモデルとなる。プラグインハイブリッド方式を採用し、電動航続距離とパフォーマンスの大幅な向上を実現した。電動モーターの出力は130kW（176PS）で、４リッターＶ８ツインターボエンジンは441kW（599PS）を発生する。2つのパワーユニットの合計出力は544kW（739PS）、最大トルクは950Nmに達するという。0-100km/hの加速スピードは3.7秒で、最高速度は295km/hとしている。25.9 kWhに増加した高電圧バッテリーと新しい11kWの車載充電器により、充電ステーションでの充電時間は2時間半未満に短縮された。

新型ターボEハイブリッドは、ポルシェが年内に予定している3つのハイブリッドモデルのなかで第2弾となる。ドイツでの価格は176,324ユーロ（２７８３万円）から。