• 2024-05-18

マグナ・LG ハンガリーに工場建設、2026年操業開始

LGマグナeパワートレインは4日、IAA会場でハンガリーのミスコルクに新工場を建設しEV用モーターを生産する、と発表した。同社は2021年にLGエレクトロニクス(LG)とマグナ(Magna)が合弁事業として設立した新会社。新工場は2025年に竣工し、26年から操業を始める予定だ。

新工場では、eモーターの生産を始め、将来的には成長するEV市場向けのインバーターや車載充電器などの電動化パワートレイン・ソリューションとして生産体制を整える計画だ。敷地面積は28万4千平方フィート(2万6380平方メートル)で、約200人の雇用を見込んでいる。

マグナ・パワートレインのディバ・イルンガ社長は、「ハンガリーでの新工場は、JVの成長計画実行における新たなマイルストーンになる」と述べ、LG 自動車コンポーネントソリューションのウン・ソクヒョン社長も「私たちの新しい施設は、私たちの強力なパートナーシップによるLG Magna e-Powertrainの目覚ましい成長の証。この新工場が欧州の自動車メーカーの需要に応え、革新的なソリューションを顧客に提供するという我々のコミットメントを示すものになる」と述べた。

また、LG Magna e-Powertrainのチョン・ウォンソクCEOは、「この新しい施設は、欧州・アジア市場での成長を増幅させる。メキシコ、中国、韓国の施設とともに、ハンガリーの施設は急成長する世界EV市場でモビリティ・ソリューション・パートナーとしての地位を加速させる上で極めて重要」と指摘した。