• 2024-05-18

アウディ、700人以上が参加し今年の研修を開始

At Audi, a future-oriented training program awaits the career starters.

アウディは9日、今年の技能トレーニングプログラムに700人以上の若者が参加する、と発表した。生産技術やソフトウェア開発など幅広い分野で学ぶ機会を提供する。同社では次世代の技能労働者の確保につなげたい考えだ。

トレーニングプログラムは、それぞれ約20の職業訓練とデュアルスタディのプログラムが用意される。アウディのインゴルシュタットでは、9月1日に372名の研修生と69名のデュアル学士課程の学生を迎えた。9日にはネッカーズルムで219名の研修生がこれに加わり、10月にはネッカーズルムにあるバーデン・ヴュルテンベルク協同州立大学でのプログラムや、約50人の若い才能が参加するインゴルシュタットでのデュアル修士プログラムなどのキャリア開発プログラムもスタートする。

アウディAGの人事・組織担当のザビエル・ロス取締役は、「私たちのトレーニングや学習プログラムは、若い才能を業界の来るべき変化に備えさせ、彼らに新しい専門分野を開くもの」と述べ、熟練労働者不足に悩む同社の取り組みとしての意義を強調した。2020年に導入されたこの専門分野の最初の訓練生は、ネッカーズルムでの訓練を修了し現在アウディで正規雇用されている。同社では今年から、インゴルシュタットのITスペシャリストの講義内容にデータおよびプロセス分析を加える。
デュアルスタディプログラムは訓練修了後に大学で学ぶ機会も提供しており、前年と比較して今年の入学者数は約50%増加しています。
アウディは、研修生がプログラムを修了した時点で、正社員として雇用されることを保証しており、さらにフロリダ州立大学やシュトゥットガルト大学などの教育機関を訪問することもできるという。