• 2024-05-18

バンコク国際モーターショー開幕。中国、ベトナムメーカーも

「第45回バンコク国際モーターショー(BIMS)2024」が25日、報道関係者に公開され事実上開幕した。”The Mobility of joyful Experiences”をテーマに、日本車メーカーをはじめ49の自動車メーカーブランドが参加し、20の新モデルも発表される予定だ。近年では、中国メーカーが台頭するタイでのモーターショーに世界の目が集まっている。一般公開は27日から4月7日まで。

BIMSはグランプリ・インターナショナルPCL社が主催し、バンコク郊外の国際展示場「インパクト・ムアントーンターニー」で今年は展示スペースを7万6千平方㍍にこれまでより26%拡大し開く。日本や欧州車メーカーのほかインドやベトナムメーカーも出展する。会期中、メルセデス・ベンツの「ビジョンONE-ELEVEN」や日産自動車の「ハイパー・ツアラー・コンセプト」などのコンセプトカーに加えて、中国・長安汽車がミニカーの電気自動車(BEV)「LUMIN MINI EV」を初公開するほか、ベトナムのビンファストがBEVのSUV「VF7」とコンセプトBEVトラック「VF wild」を発表する予定だ。

また、会場ではモータースポーツのドライビングシミュレーターを設置し、「グランツーリスモ」などを体験できるほか、世界限定112台という「ランボルギーニ・カウンタックLPI800‐4」などのハイパーカーやクラシックカーも展示される。 さらに、同ショーの入場券を購入すると抽選でBEVや二輪車が当たるキャンペーンが行われている。(2024年3月25日)