• 2025-06-26

現代自、米国販売店の5割以上で新店舗コンセプトを導入

現代自動車の米国法人、ヒュンダイ・モーター・アメリカは24日、新コンセプト店への転換を進める米国で半数を超える457店舗が改造を終えた、と発表した。現代自は「グローバル・ディーラーシップ・スペース・アイデンティティ(GDSI)」として、顧客体験の向上に取り組んでおり、注力する電気自動車(EV)販売とともにブランドイメージ強化をめざしている。

現代自の店舗コンセプトは、ブランドの「モダンプレミアム」と価値観(ケア、シンプル、クリエイティブ)に基づいたデザインを採用するもので、2015年に導入し始め2019年には一部を刷新した。すでに、米国の主要都市から順次新コンセプト店に改修し、このほど全米の過半数となる457店舗で回収を終え、年内に6割以上が生まれ変わることになる、と発表した。

同社では「この自主的なイニシアチブを採用したディーラーは、利益率、売上高利益率、サービス継続率において優れた成績を上げている」(現代自グローバルネットワーク開発担当のロブ・グラフトン シニアバイスプレジデント兼グローバルディレクター)と話す。(2025年6月25日)