• 2026-05-01

リビアン、米新工場の年産30万台に引き上げ

リビアンのジョージア工場。2028年後半にも車両生産を計画している。

米電気自動車メーカーのリビアンは30日、米ジョージア州に建設中の新工場での初期生産能力を従来計画の年産20万台から30万台に引き上げる、と発表した。50%の増産で、1台当たりコストを低減すると同時に将来的な需要拡大に対応したい考えだ。

同工場は2026年に本格的な建設段階に入り、2028年後半の車両生産開始を見込む。米エネルギー省(DOE)の融資枠は最大45億ドル(約7,000億円規模)に設定されており、2027年初めにも資金引き出しを開始する計画だ。

増産する理由は、新型EV「R2」が好調で今後さらに需要拡大が見込めるとの期待からだ。また、配車大手との提携を踏まえ、同工場では2028年以降に最大5万台規模のロボタクシー生産も織り込んでいる。米国内生産の強化とコスト競争力の確保を両立する今回の計画は、EV需要の不透明感が残る中でも、量産体制の先行整備によってスケールメリットを確保したい狙いからだ。米地元メーカーとして生産拠点の拡張で、地元の雇用創出とトランプ政権が求める米国の先端製造基盤の維持に寄与したい考えだ。(2026年5月1日)