• 2024-05-18

ステランティス、リース大手のエイベンスと50万台契約

ステランティスと自動車リース大手のエイベンス社は26日、今後3年間でステランティスからエイベンスが最大50万台の車両を購入することで合意した、と発表した。契約高は数十億ユーロ規模となる見込み。

契約高は数十億ユーロ

エイベンスとその関連会社が2026年までの3年間で、欧州全域で長期リース車両をステランティスから最大50万台購入すること。最初の納車は2024年前半に開始する。納車する車両はシティカーからSUV、バンまでと幅広く、また最新のソフトウェアやインフォテインメント、コネクティビティ技術を搭載した車両となる。両社は計画している台数以上の発注にも柔軟に対応することで合意している。

ステランティス全車種に拡大

ステランティスのカルロス・タバレス最高経営責任者(CEO)は「エイベンスとの新たな画期的な契約を発表できることをうれしく思う。あらゆるニーズ、予算、ライフスタイルに合わせた車両を提供していく」と述べた。エイベンスのティム・アルベルセンCEOは、「当社はステランティスと緊密に協力し、顧客により競争力のある価格設定を保証することができる。モビリティ業界は構造的に高成長市場であり、所有から利用へのシフト、フルサービスのリース・ソリューションに対する顧客の要求、コストの可視性に対する顧客のニーズ、二酸化炭素排出量の削減に対する顧客のコミットメントに支えられている。私たちの目標は、世界をリードする持続可能なモビリティ・プレーヤーとして業界の未来を形作ることだ」と話した。

エイベンスは2023年5月、ALDオートモーティブが世界有数の車両管理・モビリティ会社であるリースプランを買収して誕生。世界42カ国に1万5,700人の従業員がおり、340万台の車両を持つ。(2024年2月26日)